公益社団法人川越青年会議所 2022年度 理事長所信

​​第62代理事長 渋谷  巧

​未曾有の疫病の蔓延とともに世界を取り巻く環境は著しく変化し、社会情勢においても昨日までの常識が必ずしも明日通用する訳ではないということが人びとの心に刻まれました。正解のない困惑する時代の中で我々青年経済人は地域を牽引するリーダーとなり、勇ましく突き進まなければなりません。そのためにも、立ちはだかる壁を乗り越えるための強い意志と誇りを持った勇敢な人財を育成し、強固な組織を築きあげる必要があります。

「勇敢なひとづくり」

我々青年経済人が地域社会の担い手として求められ続けるには、現在よりも未来の社会環境を見通し、困難や逆境を恐れずに立ち向かえる人財となる必要があります。周りの人が諦めそうな状況でも自ら考え、最善と思われる行動を取ることの大切さを学び、逆境を恐れないだけでなく、むしろ逆境でこそ力を発揮するリーダーへと成長しなければなりません。未来を担う子どもたちは、変化し続ける時代において様々な選択肢が存在している中、的確な判断力を身につけなければなりません。そのためにも自分の理想や目標をしっかりと持つことが必要です。目指すところを明確にし、それを達成した際には強い勇気が生まれます。その勇気を糧に、他者を思いやれる勇敢な人財へと成長していただきます。


「勇敢なまちづくり」

このまちでは、かつて多くのまちづくり事業などが展開されてきました。近年そのような催しは中止となり、人びとがまちと触れあう機会は減少しつつあります。このまま人びとがまちを想う気持ちまで失わぬよう、様々な意見がある中、我々にしか見出せない突破口を開き、かつて以上の機会を若者が主体になって行う兆しとなる運動を展開します。

また、このまちで事業を展開する企業は、自社の利益のみならず、今こそその存在意義と向き合い、利他の精神を重んずる思考を軸に、明日を突き進む勇敢な姿を多くの人びとへ披露し、経済界から地域を牽引する企業へと発展していただきます。そのためにも、地域企業がひとつのチームとして邁進していく必要があります。


「勇敢な組織づくり」

このまちに多くの諸団体が存在している中、(公社)川越青年会議所は、他に類を見ない価値と存在意義を明確にし、この運動に賛同していただく仲間を募り、ともに成長していかなければなりません。そのためにも一人でも多くの人びとへ、我々の活動や想いを、新たな電子ツールが開発されていく中、より効果的な手法を用いて発信する必要があります。また、組織運営を盤石なものとするためには、当たり前のことにこそ真摯に取り組み、常に凡事徹底を意識して、各々の担いを全うする必要があります。そして時には日本中に存在する志を同じくする仲間たちとの連携の中から、新たな観点や価値観を生み出します。そうすることで我々の組織は更にその価値を高めることができます。


「最後に」

(公社)川越青年会議所は半世紀以上の長きに渡り、このまちに変革の兆しを与え続けてまいりました。この時代を担う我々は、過去から現在へ連綿と引き継がれてきた先人たちの想いをしっかりと受け継ぎ、かつ時代のニーズに合わせて変化を遂げていかなければなりません。本年、市制百周年を迎える今だからこそ、その歴史に恥じぬよう勇敢な意志を持って突き進む運動を展開していく必要があります。

私はこの想いを一人でも多くの仲間たちと共有し、より盤石なものとすることに本務があると深く肝に銘じ、歴史ある(公社)川越青年会議所第六十二代理事長の職に一身を投げ打つ覚悟で臨んでいく所存でございます。